2018/03/09

方形波が再現できるスピーカー実験(2) LSF-555 LCネットワークのアップグレード

ネットワークをトランジエント・パーフェクトもどきにするとKenwood LSF-555は鳴り方を変え、よりオンの表現をするようになったのですが、しかしよく聞くと音の像の空間的時間的な周辺に滲みが出ていてそ、の結果音像が大きくなったり、うるさくなったりしているような気がしました。


それで最も手短にこれらを改善できる可能性のある、部品のアップグレードをしてみました。

その際、今回の目的はハイエンドの2Wayスピーカーの構築ではないので、リーズナブルな部品交換にとどめました。

最も音に影響のありそうな電解コンデンサをより高品質なフィルムコンに交換し、そしてウーファーとツイータのブリッジング抵抗を無誘導抵抗にすることを計画しました。

電解コンでも直列に大きな抵抗を入れているウーファーのインピーダンス補正用は意味ないだろうと交換対象から外しました。またコイルも大きな影響はなかろうと交換対象から外してます。

部品の定数はKenwoodのこのスピーカーの設計者に敬意を表し、変更せずそのままの値 (12uFと6.8uF)としました。

交換するフィルムコンはピンキリですが低価格なDaytonの250V耐圧のモノとしました。

ブリッジング抵抗2.7Ω 15Wは直列に無極性大容量電解コン、220uFを入れ、ウーファーの低域共振からの影響を軽減することを考えてます。

オリジナルネットワークに入っている並列直列接続された15Ω、4個は全て取り外し、空いたスペースを新しく入るより大型のコンデンサや抵抗用に解放しました。
部品交換、追加後

Woffer、Tweeterそれぞれの端子に出力を接続
サウンド・インプレッション
音は前より静かにクリアになりました。音像は小音量では低音、高音の両端が弱いせいか、それともエージングが済んでない為か少し細身に感じられます。しかしどんどん音量を上げていくと、パワフルさも出てきます。
Transient Perfect接続にするとオンな表現になると共に、パルシブな表現が良くなっているようです。
ピアノ演奏者にとって右手の音は感情音とも呼ばれるそうで、ピーン、ビン、キンと打鍵する力のこもった音が本物のピアノでは耳に痛くなるほどですがそれに近い音が出せてます。
ピアノのライブ録音などは良いですね。フジコヘミングの「永久への響き・Echoes of Etenity」は 観客のセキや、グワンとなるピアノの大きな体から出る音がリアルです。 

音場の広さは部品のアップグレードには影響されてないようです。これは回路方式のせいか、それともトランジェント・パーフェクトの音の傾向なのかは分かりません。色々やってるうちにおいおいわかってくるのでしょう。

これで、LCネットワークでのTP化はおしまいにして、次は前人未踏?のマルチアンプ用12db/oct、2-3Wayのトランジエント・パーフェクト・クロスオーバに取り組みましょう。

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