2016/01/15

無帰還CIRCLOTRONパワーアンプの製作(10) まとめ その1、サウンド

無帰還CIRCLOTRONパワーアンプも音が出てから2週間程が過ぎ、当初鮮明さと共に硬質感が感じられていましたが、エージングにより変わってきました。

出来てホヤホヤのころは、ピアノを弾くWifeが音を聞いて鮮明だが硬くてカンカン響くと言っていたのが柔らかく、ピアノらしいという方向に変化しました。

おそらく、OSコンを載せたCFBレギュレータにも半田ごてを当ててますので、その後の視聴で化成膜のエージングやその他電解コンなど部品のエージングが進んだのではないかと思います。

ホーン中心の3WAYメインスピーカに自作サブウーファーもこのアンプ出力から信号をもらってつなぎ、超低音まで再生限界を下げ、手持ちのCDを聴きなおしてみました。メインスピーカはこれまで内振りにして、音を凝縮させてましたが、気持ち内ぶり程度にして音場の広がりを表現しやすくしました。

五嶋みどりの「アンコール」、1992年の録音でSBM処理され20ビット分の音が入ってるCD。
私が音のテクスチャだと思う複雑な倍音の絡み合いが表現でき、生の音に近い感じがあります。音のにじみが少なく鮮明です。このようなバイオリンの鋭く透明な高音はこれまでなかなか再現しにくかった。

女性コーラスはどうかとケルティック・ウーマン、ボーカル4人とフィドル1人、声質が似通った四人なので違いが描き分けられるかがポイントですがなかなかいいです。ステージに並んでますが反響のためか位置の分離は難しいです。

コーラスが結構きれいに聞こえるので、古いCDを引っ張り出しました。90年代のCDでスイングル・シンガーズのアカペラ・アマデウス。8名の男女混成コーラス。これまでEasy Listeningとして聞いてたので真剣に向き合って聞くことはなかったのですが。見直しました。これは良い。クッキリと各自のパートとポジションが分離されて各メンバーがいい声をしてますね。スイング感もあり、オーディオ的にも楽しめます。

続いて仲道郁代のピアノで、さいたま芸術劇場の音楽ホールで録音したベートーベン・ピアノソナタ。
中央に低音から高音まで定位して少し離れて録音したのが分かります。この録音はピアノ筐体からの超低音が入っていてホールでの雰囲気を盛り上げます。打鍵の鋭い音がダイナミックに表現できてます。

マーカスミラーのルネッサンスやクラシックでは幻想交響曲、ローマの松などを聴きましたが、スケール感もありオーディオ的な楽しさがあります。

そんなわけで、このアンプは静けさと高音域の透明感と表現力、全域にわたる音と音像の鮮明さとダイナミックさがいいと思いました。

以前にSIT CSPP出力段を真空管プリでドライブしていた時と比べて表現力が格段にアップした気がします。これまでに私が作ったアンプの中でダントツで、メインの座は確定です。

今回の投稿は私の感覚の世界なのですが、次回はテクニカルにふって最終的な全回路を紹介します。



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