2015/08/04

低歪MOS FETヘッドホンアンプの製作(3) ケース作り

ケースの加工をしました。
パネルの面積が小さいのにパワーアンプ並みに多くの機構部品を取り付けなければならないので、穴あけ位置を手でマーキングすると微妙なズレが出るので見た目が何か変だ。
ということになります。

それでCADソフトを使いました。



何度か使ったことのある2次元CADのフリーソフトでAR_CAD(窓の杜よりダウンロード可)です。作った図面は円弧と矩形だけで出来てますので楽に作図出来ます。
参考までにこの図面をお見せします。


そしてケースパネルを工作する手順は、

  1. 前後パネルの部品取り付け、穴あけ位置をCADで製図,(現物のノギスでの採寸、メーカーカタログより寸法をチエック)
  2. 等倍プリント
  3. 印刷した図面よりパネル部分を切り抜き
  4. 両面テープで前後のパネルに位置ズレが無い様に注意深く貼り付け
  5. センターポンチで穴位置をマーキング
  6. ボール盤で、マーキングした位置に、まず3.2mmのドリルで中心穴を穿ける。
  7. 穴のサイズに応じドリルを換えて穴を大きくする。
  8. 10mmより大きな穴はリーマーで穴を大きくしてゆく。
  9. 角穴はヘリを3mmドリルで空け、ヤスリで寸法を測りながら整形し各穴にしてゆく。
  10. 最後にバリ取り。(マル穴はバリ取りドリルがベスト)
と工程をこなし、仕上げました。

精度良く綺麗な仕上がりになったのではないかと思います。やはりCADソフトを使わないとアマチュアでもなかなか満足行くのは出来ないと思います。

しかし、実際はソフトだけでは綺麗な工作は無理で、ここで使ったツールもいくつか紹介します。
近頃の自作オーディオではツール関連情報は少ないようなので、ご参考までに


  1. ボール盤;  穴あけを綺麗に行うのには必須です。 手持ちでの電気ドリルだけでは穴位置がずれやすいです。チャック6.5mmの国産中古品(以前紹介済み)
  2. センターポンチ;穴位置のマーキング用。叩かずに押し付けるだけでポンチが出来るオートポンチを使用。
  3. 3.2mmドリル; マル穴あけ、ローソクドリル使用。普通の鉄鋼用ドリルの先端形状は円錐形になっていますが、こちらはセンターが逃げないので位置ズレが少なく、又綺麗なマル穴があけられます。先端の形状がローソクのように見えることから来てます。
  4. スパットドリル? NACHI〔不二越)?
  5. バリ取りドリル;マル穴のバリはヤスリでゴシゴシでもいいのですが、こちらの方が綺麗に滑らかになります。角穴は右のバリ取りで、こちらでマル穴もいけますが仕上がりはドリルの方が綺麗です。


バリ取りドリル
バリ取り NOGA社


ということで出来上がりましたのが、こちら!


次の作業工程はハンダづけになりますね。


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