2015/02/03

SITヘッドホンアンプ実験(2) レギュレータ搭載

ヘッドホンバッファのQuick Checkであらわにになった問題を解決するため、レギュレータを作りながら実験機

でMDR-Z1000で音楽をながしながらエージングをかけた。


レギュレータは3端子レギュレータLM317でも良さそうだがDrop Out電圧が大きいのでノイズを含めると少

なくとも2Vは入出力間に必要となりそうだった。


そこでここにはオリジナルのLow Drop Out、Low Impedance MOSFETレギュレータをテストする

為、先ず、LT-SPICEでシミュレーションしてみた。


 ・出力インピーダンス   2mΩ (+3dbポイント80KHz)

 ・PSRR         106db (電源電圧変動除去比)

 ・Drop out電圧     0.6V


と凄すぎる性能がシミュレーション結果から出てきた。 (回路は後日公開)


このタイプのレギュレータは世界でもテツ以外に使ってはいないようだが、この原型を含めると手持ちのCDプ

レーヤーやパワーアンプの出力段で使っており実績も十分ある。


この直列制御用MOSFETには手持ちの中から比較的低電流の日立製2SK1056を起用した。

イメージ 1

手持ちの中古部品が多いため2SJ18を含め


今では入手困難なパーツでバラックセットを組み上げている。



実験結果

  条件;実験機にはレギュレータ搭載、負荷はMDR-Z1000(インピーダンス24Ω)、
     測定器HP-8903B, Wave Spectra


  1.ゲイン -5db

  2.出力ノイズ   7.9uV(30KHzLPF)

  3.クロストーク  -57db(Wave Spectraで試験周波数のレベルのみの比較)

  4.THD+N     0.003%(1KHz、100mV出力、Wave Spectra)


アマチュアが未校正の機材でやる測定なので参考程度のデータだが、アンプ(ドライバ)として使い物になり

そうな数字ではある。
 

音は全くの無音の中から演奏や歌唱が始まるのは気持ちが良い。前の実験よりも音が丸くなった感があ

る。どちらかと言えば丸くなりすぎ。

さて今回のLEARNINGは
1.レギュレータのノイズ削減効果は非常に大きい。(全く何も聞こえない)
2.音が丸くなったのはなぜか? 変化点にある「ヘッドホンのエージング」それとも「レギュレータ」?

かなり良くなったのでますますやる気が出てきた。

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